ふるえとは
手足などにふるえが起こっているときは、パーキンソン病や本態性振戦、甲状腺機能亢進症、アルコール依存症などの可能性を考えます。当院では、パーキンソン病や本態性振戦の専門的な治療を行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
このような方はご相談ください
- 安静にしているときにふるえが起こる
- 手足が勝手にビクッと動くことがある
- 腕を上げようとするとふるえが起こる
- 物を掴んで動かそうとすると指がふるえる
- 洋服を着るときにボタンをうまく止められない
- 手がふるえて上手く字が書けない
- 手足に力が入りにくい
- 歩行時に足がすくんでしまう
- お酒を飲まないと体がふるえる
本態性振戦
本態性振戦は、ふるえの症状が起こってしまう疾患のひとつです。手足などの麻痺はあまりみられません。はっきりした原因は不明なのですが、精神的に緊張すると症状が強くなることなどから、興奮した時に働く交感神経が関係しているともいわれます。なお、安静にしているときは特段の症状がみられないことが多いです。しかし、病状が進行するにつれて手や顔の振戦が強くなるため、日常生活に影響が出るようになります。比較的に高齢の方でよく起こるのですが、若年者にみられることもあります。いずれの場合も、主に薬物療法によって症状を改善させます。