脱力・力が入らない

脱力とは

手足を酷使したときは、一時的に脱力状態になりますが、しばらく安静にしていれば症状が回復し、再び手足を自由に動かせるようになります。しかし、手足に疲労がたまっているわけではないのに、脱力状態に陥ってしまうことがあります。この場合は神経や筋肉の疾患が潜んでいることが考えられます。

脳卒中などのことも

脱力状態になると、手足を思い通りに使えなくなります。物をきちんとつかめなくなったり、カバンなどを落としてしまったりするので、日常生活にも支障をきたします。また足に力が入らず、椅子から立ち上がるときにふらついたり、うまく歩けなくなることもあります。さらに顔の筋肉にも影響が出てしまい、思い通りの表情を作れなくなることもあります。このような状態になる原因は様々ですが、とくに重要なものとして、脳卒中があります。片方の手足をうまく動かせなくなった、言葉がたどたどしくなった、といったときは要注意です。心当たりがあれば速やかに当院をご受診ください。なお、脳卒中以外にも、ギランバレー症候群、筋萎縮性側索硬化症、重症筋無力症、頚椎症などの可能性もあるので、必要に応じて様々な検査を行い、治療につなげていきます。

脳腫瘍

脳腫瘍は、脳と脳を取り巻く組織に生じる腫瘍の総称です。乳幼児にもよくみられますし、高齢者にもみられます。主な症状は、慢性的な頭痛、吐き気、嘔吐、視力低下などです。ただし、こうした症状はほかの疾患でもみられます。そのため、CTやMRIによる検査を行って診断をつけます。これにより、腫瘍の部位だけでなく、その腫瘍の種類まで多くはわかります。

なお、脳腫瘍には良性と悪性があります。良性の脳腫瘍の場合は、短時間で大きくなったり、ほかの器官へ転移したりすることはありません。これに対し、悪性の場合は短時間で急増する可能性があります。いずれの場合も外科手術を検討しますが、悪性の場合は、必要に応じて放射線治療や化学療法も行います。

075-959-1150

診療時間 日祝
午前9:00~12:00
午後5:00~7:00
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休診日
木曜日午後、土曜日午後、日曜、祝日
院長
杉山 幸生
診療内容
内科、脳神経内科
住所
〒617-0814
京都府長岡京市今里西ノ口7-1
診療内容
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